林周宏 アート魚拓展:甦る命

西淀川アートターミナル(通称:NAT)は、会場内にある使われなくなった待合室を利用して、林周宏による個展「甦(よみがえ)る命」を開催します。
アート魚拓とは、釣り上げた魚の原寸大の記録を残すために古くから行われてきた墨魚拓とは異なり、水性アクリル絵の具等で色彩を与えることで、よりイラストレーション的な印象を与える魚拓です。魚拓は動かない魚から直接像を取るため、ウロコの模様など繊細な再現性が生まれる一方、躍動感や生命感を与えるのは、困難とされています。
そのような中で林は、西淀川区にアトリエを構えながら、このアート魚拓を28年もの間続け、天保年間から続く直接法の手法を採用しながら、写された魚の命を見事に甦らせてきました。
米寿を記念した、作家初の個展となる本展では、待合室を泳ぐ彩豊かな魚たちを楽しみながら、繊細なアート魚拓の技術を感じていただけます。この機会に是非、足を運んでいただけたらと思います。

[バイオグラフィ]
林周宏 Takahiro Hayashi
1934年大阪生まれ。定年後、東洋魚拓拓生会会長・松永正津に師事。元々、釣りが趣味だった中、二度にわたるがんを患い、釣りに行けなくなったが、そのとき出会ったアート魚拓の魅力に惹かれ、現在に至る。作品の揮毫は書家・吉田泰明。


[同時開催イベント]
まちなかアートギャラリー
2022年11月3日(木・祝)−7日(月)
会場=大野川緑陰道路 (西淀公園、健康遊具エリア付近)
会期中常設展示
詳細ページ:

会期中、西淀川アートターミナルで出展経験のある4名のアーティストによる大型のアート作品やインスタレーション作品が大野川緑陰道路に並びます。芸術体験ができる、いつもとは違った緑陰道路をお楽しみください。

〈出展アーティスト〉
モリン児「お面のサルチンマン達」
村岡 亮「TOWER OF DISCOPIA/VIMANA」
濱雅則「Dazzling camouflage」
PALLALINK(PALLA+井上ヒデコ+杉原尚樹)「風のフォリー」

会期:2022年11月3日(木・祝)- 11月7日(月)


休館日:会期中無休


開館時間:11:00–19:00


参加アーティスト:林周宏


揮毫:吉田泰明


展示企画:林さんの個展を応援する会


主催=西淀川アートターミナル運営会議
共催=西淀川区地域振興会/東洋魚拓拓正会
助成=大阪市助成事業
協力=アトリエヤマダ/大阪市高速電気軌道株式会社/西淀川区役所/西淀川区社会福祉協議会/西淀川区商店振興協議会/にしよど現代図工室/姫島西商店会
事務局・問い合わせ=公益財団法人公害地域再生センター(あおぞら財団)